破!(勝手に)

学び合うことを形は違えども10年ほどやってきました。
東大S先生の学び合いも学んできました。
そして西川先生の学び合いに出会いました。
 
守から破へと進むためにも原点に立ち返りながら子どもたちと向かい合っています。
 
きっと何言っても、何やっても子どもが揺るがないところをみると、担任の先生の揺るぎない気持ちが伝わっているのでしょう。
 
 
さて、これまでの経験で学び合いをする多くの先生にアドバイスできることがいくつかあります。
 
それは、子どもの「声の質感」です。2〜3分教室にいるとどのレベルの学び合いか分かります。低い学び合いでは子どもの声は、耳障りです。
でも同じ言葉を発していても、高い学び合いではそれが心地よく聞こえます。「学び合い」の教師として「耳」を鍛え上げることを大事にすると良いと思います。
 
子どもの声を聞いて「質感が低いな」と感じたときは、一旦授業を止めて、課題がちゃんと伝わっているか、課題に無理がないか、今何が分かって、何が分かっていないのかを共有させることが大事だと感じています。