鍛えと学び合い

学校の時間すべてを学び合いにとは考えていません。「鍛え」の時間も重要だと考えます。
 
例えば、指をつかってしか計算出来ない子どもと一緒でもわり算の学び合いは成立するでしょう。しかし、全員が理解するという目標を立てたとしてあまりに時間がかかりすぎます。
 
今日も漢字で学び合いをしていました。漢字がほとんど書けない子にすばらしいアドバイスをしている子どもたち。しかし、その子たちが9割取れるようになるには、2週間はかかることでしょう。そのために授業を数時間つぶすことは、不可能です。
 
スキルの習得とリテラシィーの習得。どちらも大事な学習です。
 
経験上スキルの習得をしっかりやるほど学び合いの力は増大します。