今日は研修主任研修会

「また出張なの〜〜〜???」
と子どもたちから叱られながら行ってきました。
 
研修では国内委託研修の発表もあり、2時間ほどかけて全国の小中学校の実践の発表がありました。
 
富山の堀川小を始めとする名だたる学校の取り組みです。大阪の五領小学校の実践は、「学び合い」とは全く反するシステムですが、本校では相反する内容を「学び合い」を支えるシステムとして取り入れています。
 
どの学校もすごい学校だと思います。以前堀川のような学校にも勤めてたので学校の歴史と文化が教師を育ててくれることがよく分かります。時には70歳くらいのOBやOGの先生方がやってきて、「私たちのころはね〜」とほほえましく説教していきます。そうした教師文化があって教師としての嗜みを教えられました。(時に厳しく)
 
でも、そうしたもろもろの経験と奢りは全て捨てました。今日の発表でも 
「その時、担任が練りに練った一言で子どもたちの言葉をつないで…」
「その担任の先生は子どもたちがどのように話し、動こうとしているのかちゃんと予測し、実際子どもたちはその通りに・・・・」
 
「あ〜あ、それを言っちゃ〜おしまいね!」
 
それがどれだけ盲目なのか「学び合い」を実践しているとよく分かります。「学び合い」をしているとそうした超一流の全国に名だたる学校でさえ、授業のほころびが見えるのです。それも本質的な。
 
今の自分の授業がそうした学校を越えているとは言いません。でも、少なくとも「先生に取り上げてもらえれること」を望んでしっぽを振っている子どもはいませんし、私にコントロールされることを望んでいる子どももいません。
 
「学び合い」では、例え20代の先生でもそうした学校並みの授業は可能です。それも遙かに楽しく、奢らず、そしてみんなで。