高学歴が幸せとは限らない

という調査結果が以前ありました。また、結婚が早い人ほど幸福感が強いという調査結果もありました。
 
幸せの価値観というのはそれぞれ違います。学力を追うことが本当に幸せに向かうのか? 調査結果が本当に正しいかどうかはともかく、そんなことを考えさせられます。
 
「人格の形成」と「学習」それぞれがどう絡み合い、つながるのか私はうまく説明できません。単純に、言語を学べばより多くの人と関わり合いが持てるとか、数理的に物事を判断できる人間になれるだとか、スポーツをきっかけに仲間を形成できるとか、いろいろ書き出すことはできます。
 
でもなんかしっくりきません。
 
私の母は戦前に両親を亡くし、時代背景もあり小学校さえ、ろくすっぽ出てきません。それでも人前では恥ずかしくない立派な人格者だと私は思います。そして母は「幸せ」だと言います。
 
私も学歴などとは関係無しに、朝の目玉焼きに幸せを感じます。以前も書きましたが、お金を存分に使えた独身時代よりも「お小遣い」の方に幸せを感じます。
 
「学び合い」の授業で私は子どもに何を与えるのだろう? これはもう少し解き明かすのに時間のかかる私の課題かもしれません。