いつの間にか

本クラスは圧倒的に水泳のできないクラスでした。
びっくりするくらいです。
水泳の「学び合い」を始めて今年で2年目ですが、
いつの間にか泳げない子どもは少なくなりました。
毎時間「25m泳げるようになったよ!」という声が聞こえてきます。
何より楽しく体育の時間を過ごせます。叱られることもありません。
逆に私に励まされることもありません。励まされるからがんばれるのではなく、がんばれるように「みんな」が関わってくれるからなのです。だから大声をあげて「がんばれー」なんて言わなくても、ちゃんと力を出します。練習の流れを把握し、促しながらニコニコしてればいいのです。
 
いつの間にか他のクラスを追い越しつつあります。
教師は自分の「指導」の限界がとても浅いことをよく知るべきだと思います。