宿泊学習を終えて

まあ、何というかいろんな面で衝撃的な宿泊学習でした。
私は、自分で言うのはなんですが、宿泊学習のベテランです。
17年間で11回、さらに指導者育成研修会に5回ほど参加してます。
これほど多くの数を担任として参加している教師は少ないことでしょう。
でも、これまで「熱」を出して子どもが帰ったこと以外、問題が起こったことは一度もありません。
 
今回は、そのほとんどを「黙って」いました。
 
でも、どうしても夜の活動に「危険」を感じて、一度だけ子どもを集めて遠慮しながらも、厳しく指導しました。 
 
事故は偶然に起こるものではなく必然なのです。
起こるべくして起こるのです。因果なのです。遠回りにそれは起こります。まるで「風が吹けば桶屋が儲かる」のように。
 
授業同じように、一斉の指導者は自分の欠点が見えにくくなります。
「学び合い」をしていると子どもの姿を通して、自分の指導が見えてきます。ここに大きな違いが起こります。
 
宿泊学習も同じです。
目的を語らずして、内容を語れば子どもの動きは予測不能となります。
いろいろなことが偶然ではないことを教師は知るべきだと感じました。