語り

本日は、研修日初日。研修主任として先生方への「語り」をする日です。
その為に、2週間かけて何を話すべきかを練り上げてきました。
その一部をメモします。
 
先生方にとって、素敵な学校とはどんな学校でしょうか?
楽ちんできる学校でしょうか?
そうではないですよね。
職員みんなが仲良く、そしてクリエイティブで、やりたいことが
認められてどんなことでもできる学校ではありませんか?
やっていることが、好意的に受け入れられ、認められる環境です。
そんな学校ならば、同じように仕事をしていても疲れはないですよね。
逆に、一方的に仕事が決められ、作業的で、どんどんハードルを
出される学校はどうでしょうか?
そんな学校はきついですよね。
この二つを分ける決め手は何でしょうか?
それは校長です。校長先生がどのようなスタンスで我々に接するかで
私たちの職員室の雰囲気は変わります。
それは、私たちが十分に知っていることで、願っていることです。
 
でもそれは、私たちの教室も同じです。
我々にとっての校長は、教室での担任です。
私たちが学級で、認め合い、賞賛するならば子どもの学びは
止まらないことでしょう。
逆に、一方的であるならば子どもたちの学びは止まっていくことに
なります。大人も子どもも同じなのです。
 
我々は、「安全基地」を教室に作らなければなりません。
その中では、子どもは果敢にチャレンジし、そして認められるという
安心の場でです。それが「学び合い」の教室です。
そのした中でこそ、子どもは本来の能力を発揮するのです。
 
子どもの本来の能力を見ることは教師にとっての大変楽しいことです。
そして子どもがどんどん学び続けるなんて素敵ではないでしょうか?
毎日楽しく授業ができる。今日はあの子のどんな姿が見えるかな?
そんな毎日を送りたくはないでしょうか?
私たちは出来ます。「学び合い」で。
 
 
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このほかにも「教えない」ということの戦略性を科学的に。
そして、授業で教師は何をすべきなのかを話しました。
その話はまた後で。