最新の実践報告 単元学習の問題点について

小学校3年生で単元を任せての学習ですが、
問題点も見てきていますので
ここで明らかにしておくとともに、
改善の方法を書いておきます。
また、別の方法で解決できるようであれば、教えてください。
 
社会科では2単元で「単元学習(単元ごと子どもに任せる)」を
実施しました。
一つの単元では「小単元ごと」、もう一方では「完全に」です。
結果(まとめの量、深さ、正確さ、質)を比べると、
小単元ごとに区切っていった方が良いようです。
 
小学校3年生だと、扱う情報の量が多く、
特に学習の力の弱い子どもには
それを整理するだけの力が不足しやすくなります。
そうすると、物事のつながりを押さえきれない子どもが多くでます。
「学び合い」でも、「ゆらぎ」が大きくて苦労します。
 
これは、理科や算数でもそうかもしれませんね。
 
予想では小学校高学年でも多くのクラスで「ゆらぎ」が
大きくなり、情報の整理が不安定になると思います。
 
中学校ではどうでしょうか?
分かりません。
でも、相当力のあるクラスでないとできないかもしれません。
 
「単元学習」を取り入れていることを表明していたので、
もし追随されている実践者の方がおられたら、
上記のことに注意してみてください。
 
解決方法は、12時間なら3〜4時間ごとの小単元ごとに
到達目標を与えるとよいと思います。 
しかし、最終的には12時間の情報量をコントロールできる
子どもを育てることが目標であることは言うまでもありません。
これは来年ならスムーズに達成できると思います。
 
以上!