なぜ教師は「学び合い」をさせるのが難しいのか その1

うちの学校の課題でもあります。
 
おもしろい状況があります。
うちのクラスは「学び合い」がほぼ安定して行われております。
先日、視察にこられた先生方も、座談会の子どもたちを見れば
そう感じたと思います。
そのメンバーの二人は「英語」の授業を「やって」います。
 
「いいですか? 69を英語で、はい、分かる人?」
「○○さん!」
「そうですね。はい正解です!」
 
だんだん苦手な子の目が死んでいきます。
手が半分くらいしか上がらなくなります。
 
ここでチームを集めて、
「みんなが分かるようにするためにはどうすればいいと思う?」
「みんなでやる!」
「そうだよね。じゃあそうしてね。」
その後、みんながいい感じで学習したことは言うまでもありません。
 
さて、「学び合い」をリードする子たちがなぜ「学び合い」を
しないで、一斉授業をしたのか?
私は、これが1〜2年生の先生の姿ををモデルにしているというだけでは
説明がつかないと考えています。