どうして教師をやっているのか?

教師に成り立ての頃、興味は「学ぶ」ということの仕組みを
解明することでした。
かなりの教育書を見ても、授業方法やすばらしい教師と言われる人の
実践本ばかりです。
大学の頃の本を引っ張り出してきていろいろ読んで見ましたが、
子どもとの現状とかみ合わないものでした。
それから多くの人との出会いや授業実践で確かに授業そのものは
そこそこうまくはなりましたが、心のどこかで「間違っている」と
感じてました。社会を変革できるだけの力を持ち合わせていないと。
 
「学び合い」と出会ってから「学ぶ」ということの仕組みを
ついに理解できたと思っています。
 
今、そして、これからの興味は、「革命」です。
グローバル化によって、教育は変革の時を迎えています。
現在の北欧型の教育と「学び合い」の融合が日本には
必要だと考えています。
そして、それは新しい世界の教育モデルと成りうると考えています。
 
しかし、今の日本の世の中はこれとまさしく逆行しています。
文科省に変革を期待しても間に合わないと考えています。
でも、犬山市が(これからは分かりませんが)行動したように
市町村単位で革命が起これば、それは大きな影響を及ぼすことでしょう。
この目で、その革命を是非見てみたい。
これが現在のモチベーションです。
 
こう書くと西川先生に「あなたからがんばってね」と突っ込みを
入れられるでしょうが(笑)