なわとび

学年で縄跳びをやってました。
2月には記録会があるので、まあ種目ごとに
どれくらい跳べるか計っていました。
失敗した子どもは座ります。
最初、座った子におしゃべりが多かったので
一度中断して少し説教しました。
せめて、応援くらいはしなさいと。
その後は、みんなの応援のもとに種目チャレンジが続きました。
でも「あれ?」とちょっと考え込んで、
最後にこんなことをはなしました。
 
「体育は授業だよね。じゃあ今日の授業を算数に置き換えてみるよ。」
「○○君すごーーい、がんばったね! 頭いいね。さすがだね。すごいすご い。」

「で、これでいいわけ?」
「うーん。」
「出来る人は出来て、出来ない人はそのままでいいの?」
 
「だめ。」
 
「じゃあ、どうすればいいの?」
 
「出来る人が教える。」
 
「だよね。」
 
「出来る人は去年から出来てるんだから、今年も出来るに決まってるよ。
 大事なのは、みんなができるようになること。
 それをみんなでやること。がんばってね!」
 
うちのクラスの子には、
「先生の言いたいことは分かるよね。期待しているよ。」
とN先生ばりの言葉かけでニヤッと不気味な笑いを投げかけました。
 
うはは。