ある保護者のとのやりとり

算数で、もうちょっとやらせてみたい(アルゴリズムについて)なと思ってわり算の筆算をしていました。(内容は4年生)
 
1時間で下位の子どもは、「出来た」けれども、「分かって」はいませんでした。まあ、2〜3時間あればそこそこ出来るようになるだろうなーと思っていました。
 
普段「できない」宿題は出さないようにしています。
しかし、その日は、よく見ないで計算ドリルを出しました。
子どもが帰ってからよく見ると、「あら、これはできないな」という
宿題でした。
どうするんだろ?と思っていたら、みんな「できて」いました。
そうとう親にきゅーきゅー搾られて来たようです。
 
賢い子は、「お母さんに教えてもらって分かるようになったよ」
一方算数苦手な子は、相当つらかったようです。
ちょっと悪いことしちゃったなと思って子どもたちには素直に誤りましたが、「まあ、人生そんなこと(苦難)もあるものだ!」と笑いとばしておきました。
 
そんな苦手な子のお母さんが学校に迎えに来たときに、
「いやー、本当にできなくて私、怒っちゃいました。」
 
「や、やばい…」
 
ということでその経緯をよーーーく話しました。
そして、どんな時でも子どもは叱らないで欲しいことを話しました。
「できない」のは子どもが悪いのではなくて、教師が悪いのですから
「先生、うちの子、この辺よく分かってないみたい」と書いてくれれば
いいだけですよと。
 
昨日は、
スーパスペシャル問題! 
8373626÷7=を正解してニコニコして帰りました。