社会科のこと、そして

埼玉の会で「社会科の学び合い」で盛り上がっていますね。
 
西川先生のおっしゃること、よく分かります。
学び合いを授業でやってると、
「これって、どういう意味?」
そんな会話があちこちから聞こえてきます。
 
私もその時に気がつきました。
いかに教科書の単語が難しいのかということを。
最初は、子どもの語彙が少ないのかと思いましたが、
最上位の子どもでも、教科書の半分くらいしかちゃんと読み取れて
いないことがわかりました。
 
ただ、改めて3年生の社会科の教科書を眺めてみますと、
内容が「ちんぷんかんぷん」です。
この教科書を読んで何ができるようになるのか分かりません。
子どもが手順を追って学んでいくには、
あまりに内容が飛び飛びすぎるのです。
 
探求するためのプロセスがおかしい所もあります。
 
「探検して気がついたことをまとめてみよう」
         ↓
「周りの様子はどんなってますか?
 (家が多いところ)(店が多いところ)」
         ↓
「学校のまわりの地図を作ってみよう」

なんかちょっと変な流れですよね。
 
 
教科書にはより具体的な方法や進め方がのっているものであって欲しいですね。