封印解除

3年に1度の「学校訪問」。教育委員会の指導主事にすべての先生方が授業を開示します。
 
先生方には「全力の学び合いは止めましょう」と事前に話しておきました。(もちろんそんな人はいないでしょうが。S先生をのぞいては) 理解しようとしない人にどんなことを言っても無駄です。ならば適当にあしらう方が勝ちです。
 
久しぶりに理科の授業をしました(みせました)。
まあ、課題くらいは黒板に書かないとまずいかな〜と思って書いてみましたが、やっぱりどうでもいいことでしたね。そして、授業が始まると、やはり「学び合い」になっていきます。子どもがです。「話し合っていいよ」なんて言ってないのに勝手に話し合って進めています。
 
やがて黒板は子どもの気付きで埋め尽くされていきました。
このレベルで学習している子どもはそうはいないだろうな〜と思いながら、適当に子どもの気付きをまとめて終わりました。
でも、本当は「これ以上の授業が教師主導でできるのか?」と心の奥底では自信がありました。
 
これまで理科の授業はあえて封印してきました。なぜならどんなに良い授業をしようとも「こんな理科は私には無理だ」と言われるからです。ですから意地で国語や算数で授業をしてきました。でもやっぱり理科は子どもの予想がつかなくておもしろいですね〜