おすすめです(PTAの話)

以前、Facebookでちょっと紹介したのですが

PTAをけっこうラクにたのしくする本

PTAをけっこうラクにたのしくする本

大塚玲子さんのこの本、とてもよくまとめられています。
 
現在のPTAの活動が子どものためになっている学校は少ないのではないでしょうか。
ただお金を集めるだけの組織になっていたり、子どもの教育や成長とはほとんど関係のない活動が多くあったりはしませんでしょうか。
例えば、郡山市ではPTAの学校対抗の球技大会のために、PTAの役員が朝早くから場所取りや選手のためにお弁当や飲み物までお世話します。そしてその後片付けまで。その仕事は本当に必要でしょうか? 選手が自分でお昼や飲み物を準備をすればいいだけです。当番校ともなれば、こうした準備に、保護者も先生方も子どもをそっちのけで、準備を進めるなんてこともよくあります。
 
大塚玲子さんは丁寧に、さまざまな立場の方にインタビュー活動をしています。そのインタビューから現在のPTAの課題、そしてその解決策も見えてきます。特に法的な視点からPTAを見ることは私たちが当たり前だと考えてきたことをもう一度見つめ直すよいきっかけとなることでしょう。特に学校の管理職、そしてPTAの執行部の方々にこの本を手に、自分の学校のPTAの活動を見直してみてほしいなと思います。もはや罰ゲームとなっているPTAの役員決めですが「ぜひやってみたいな」「仕事を休んででも」そう思えるPTA活動になることを願っています。