僕ができること

年齢を重ねるにしたがって、だんだん自分のできることできないことがよく見えてくるようになりました。自分の力を正確に見極めることができるようになったというでしょうか。若い頃はもっと自己有能感に溢れていたような気がするのですが、どうも年齢を重ねていくうちにそれは大きな勘違いであるような気がしてきます。
 
ですが年齢を重ねることで初めてできる仕事もあります。別に管理職なるとかそういうわけではなく、経験値が向上することでしかできないような仕事に取り組むということです。僕も「自分が」とか「学級が」とかそういう視点ではなく、学年、学校、学区、市内といった範囲で子どもの成長を考えていく必要もあるのだと考えるようになってきました。
 
僕は能力的に特別な教師ではありません。教師として平均的な教師だと思います。ただ少しだけ偏っています。この偏りが(たぶんこれは先天的なものだと思うのだけど)僕としての武器になってきただけです。偏っているので、人が考えないようなことを考えられたり、短時間でできるだけです。(でもこれは欠点も大きいということ示します。僕と一緒に仕事をした人は分かりますよね。)
 
僕が自分の力を見極められるようになってくると、自分のできることもまた見えてきます。今は来年度に向けて、あるプロジェクトを水面下で進行しています。その中で僕ができることは何か、どうすれば大きな効力を得ることができるか、毎日脳内でシミュレーションしています。
 
しばらくブログを更新していませんでした、そろそろ僕自身の2015年を開始しようと思います。