教育人間塾でお話しさせていただきました

元、北海道教育大学の学長を勤められた村山紀昭さんから招待を受けて、「教育人間塾」で、放射線についての取り組みや、教育界の流れと僕の取り組みについて話をさせていただきました。
 
実は後半の話はどう話をしようか大変迷いました。というのも最後の話が「ごく当たり前」と誰もが考え、言葉にしている内容だからです。僕にとっては長い道のりと取り組み、そして批判を超えてきてたどり着いた結論が「在り方」という話です。
 
ただし、こうした話をすると特に若い先生は苦しむことになります。「何だか分からないようなことを分かれって」言われているような気になるからです。でもそんなことは当たり前のことで、始めから立派な教師なんているわけではなく、学び続けていくことで初めて「教師」という「存在」になるのですから。
 
また、この会がとても素敵なのは、集まっている方々がとても多様であるということです。教師だけの集まりだと、どうしても思考が狭まっていきます。時には自画自賛であったり、ただの励まし合いだったりと。
 
僕はこうしは教育の話は、保護者や一般企業の方、主婦、そして小中学生が入ってもいいんじゃないかと考えています。多様な集まりが、多様な思考を導いていくのです。
 
また、教育人間塾が実は「村山紀昭」という「在り方」で成り立っていることにも気がつきました。村山さんが「場」を構成しているから(一見そうは見えないのだけど)みんな柔らかく、ポジティブで、緩く、楽しくつながっているいるのでしょうね。集まってきてくださった方々は、とても素敵な人ばかりでした。
 
また、僕はまだまだやらなければならないことがたくさんあるんだと感じた3日間でした。そのことはまた。