光と影

強い光があると、その分、影は色濃くなります。
光の指向性が高ければ高いほど、その影の輪郭はくっきりとします。
光は輝こうとすればするほど、影もまた色濃くなるのです。
 
学校というものは、光も影も好まれません。
だから、「ぼんやり」とぼかすのです。
子どもの伸びるところを切り取り、つまみながら
そして大人の手のひらの上で子どもを転がします。
 
でも大人の都合で子どもの輝きを決して止めてはいけません。
私たちの仕事の意義は、子どもの成長にあります。