馬鹿教師

福島県で子どもが避難するなんて簡単なことじゃない」
「経済的も大事。そもそも経済的に成り立たなければ家庭も崩壊してしまう」
 
このようにtwiteerで書きますと
 
「子どもの命とどっちが大切だと思っているんだ!」
「福島の馬鹿教師!」
 
このように大勢に罵られます。一方
 
「福島はガン検診をするから死亡率が減っていいね。」
「20mSvで死んだ人間なんて人類史上おりません。」
 
このような主張される方々にも質問を浴びせると
「何にも知らないくそ教師!」
「そんな教師に教えられる子どもが可哀想」
 
このように罵られます。
 
多くは福島の方ではなく遠く離れた方々のツィートです。
もちろん、こうした罵りあいに身を投じるのは、こんな馬鹿なやり取りも好きなのと、その言葉からかいま見える人の観察です。
 
馬鹿教師で結構。叩かれるのも減っちゃら。
打たれ強さは以前勤めた学校で鍛えられました。
 
でも単純な思考に振り回されている人々を見ると、教育の改革がもっと加速しないとこの国自体がつぶれていっちゃうんじゃないかと感じます。人と関わり合うことをもっと我々は大事にしていかなければならないのでしょうね。
 
上記のような辛らつな言葉を浴びせる方々も実生活では、きっと周りには優しい方々なのだと思います。
 
さて、こうした馬鹿なやり取りの中にも実は相手の本音が見える部分があります。今はそうした所をじっくりと観察しています。
 
この成果は今進行中の「放射線テキスト」のプロジェクトに生かされています。進行率は4割になりました。Oさん・出版社・イラストレーターの協同チームで進行中です。このテキストを通して福島県を中心に放射線にも賢い子どもを育てようと考えています。
 
教師も「したたか」じゃないとね!