圧倒させるということ

明日は隣のクラスで「学び合い」で授業研究会です。今年転任されてきた先生ですので、事前に自分のクラスで授業をすることにしました。
 
前日に頂いた授業案は30秒ほど目を通しただけです。下の記事のため、授業始まりの10秒前まで教室の掃除と整理整頓をしていました。時間になって、すぐに席につかせ、
 
課題「郡山市の工場はどのようなところに集まっていますか。そしてそれはなぜですか。理由を説明できるようにしなさい」という課題を口頭で子どもに伝えました。ここまで2分。
 
そして、スタート。
10分で一部の子どものブレが見えるのでちょっと止めて、「集まっていますか」の意味を解説しました。
 
残り10分で学び合うことは終わり。そしてまとめはノートに書く。
 
 
ですから課題設定は2分 板書も無し(悪いので後で書きましたが)
学び合う時間33分
書く時間10分
 
何気ない「学び合い」の授業ですが、子どもの「書く」は説明文を内容に応じて、始め・中(項目に分けて)・終わりの構成で1本書くということです。おそらく社会科の先生が見たら腰抜かします。3年生の通常は成しえない授業です。
 
「学び合い」を批判するのは容易です。でも子どもの姿を否定するのは容易ではないでしょうね。